2005年04月04日

見えてしまった虹の橋

このことを書こうかどうしようか。

とても悩んだけれど。

ここは私の心の中に溜めておくには辛いことも
書き留めているところ・・・

一部お友達には知らせてしまい、
悲しみを分けてしまったようで、申し訳なく思った。

書く事で、気持ちの改善が出来るかどうかはわからない。

りつ子との思い出や、今を・・・

書きたいと思います。

昨日の夜。

りつ子の足の裏から出血。
暴れて見せてくれないけども、どうやら関節の皮膚が破けたよう。

以前、ウズラ仲間のお話で、太って足の裏の柔らかなところが
やぶけて血が出たということを聞いたことがあった。

一晩様子を見て、たぶん止まるであろうと少し楽観的にいた。

そして今朝。
いつも寝ているところが真っ赤。
今は止まっているようだけども、かなりの出血。

これはダメだ。
横浜小鳥の病院・・・かかりつけの病院だけど、
こちらに引っ越してきてから、元気なのでご無沙汰していた。

旦那さんに仕事を休んでもらい、6時半には家を出た。

雨と月曜日で高速は混んでいて、ついたのは9時。

幸い空いていて、飛込みだったけれど(ホントは予約制)
すぐ診ていただけた。

説明をし、先生の前にりつ子を。
体重が164gと太ってる。
しかし次の瞬間、先生が言った。

「これ太っているんじゃないね。お腹に何かある」

「たぶん腫瘍だね。レントゲンとエコーをかけるので、待合で待っててね」


頭が真っ白になるというのはこのことを言うのか・・・

「はい。」この一言しか言えずに、診察室をあとにした。

20分ほど経ち、また呼ばれる。

レントゲン写真を見た。

「これ見えるかな、ここが腫瘍。心臓の位置も押されて前にあるね。
肝臓も下に下がっている。腸も押されているね」


そしてエコー写真。

「これ、お腹なんだけど、この丸いのは腫瘍。直径3.5cmある。大きいね。」

「ウズラのオスでは・・・精巣ガンだと思うよ。」


覚悟はしていたけれど、病名がはっきりしてしまった。

口を開けて息が荒いのも、足がよろけているのも、
全部老衰のせいにしていたけれど・・・
急に老け込んだ原因は、ガンだったのだ。。。

車でも2時間以上かかるところへ行くことがストレスになりそうで、
ついつい足が遠のいていた病院。

もっと早く、もっとマメに来ていたら、
小さいうちに見つかったんじゃないのか。

先生がお話をつづける・・・

「治療には2つ選択肢があるのね。1つは積極治療。
 抗癌剤で腫瘍を小さくし、内視鏡で手術すること。
 もう一つはこれも寿命ととらえて、漢方薬で様子を見ること。
 絶対ガンであるかどうかは細胞を調べないと分からない。
 なので、抗癌剤が効くかどうかも分からない。
 でも、今の大きさでは手術は出来ないんだ。」


先生の口調は優しく、でも本当のことを告げた。

悩んだ。
ものすごく悩んだ。
りつ子にとっていいことなのかどうかも分からない。

でも。

もう6歳10ヵ月になるりつ子。
薬で苦しめることをしたくない・・・
今でも苦しいのに・・・
副作用もあると聞いた。
人間と同じだよね・・・
食欲もなくなるかもしれない・・・

「いつ、方向を変えてもいいんだよ」
先生はそう仰ってくださった。

基本的に、自分自身も延命治療を望まない。

漢方薬を選択した。

でも。
今でも苦しそうなりつ子に
何もしてあげれない。

いいんだろうか・・・

これでいいんだろうか・・・

りつ子はウズラ。鳥である。

でも私には違うのだ。

親子であり、兄弟であり、友達である。
家族なのだ。

大切と思う気持ちは、娘と同等なのだ。

この話を「たかが鳥に」と思う人はいると思う。

でも違うんだ。

りつ子は唯一無二のウズラ。

私は、彼がいなかったら・・・

今の私でないと思う。

何しろHN。

りついのちであるから・・・・

今はただ・・・抱きしめるしか出来ない。
情けない飼い主だ・・・
この愛らしい鶉を・・・なんでこの年でガンなんかに・・・

*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':
この件でご心配をおかけする方が多いと思います。
本当は書かずに終わるつもりでした。
でも、思ったより私自身が弱く。
吐き出さずにいられなかったのです・・・
お許しください。
*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':

思い出なども書きたいと思います。
忘れないうちに・・・忘れないように。

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posted by りついのち at 23:29| 埼玉 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | ウズラのりつ子のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何と書けばよいのか … 驚きで言葉がみつかりませんでした。
でも、1つだけはっきり言えることは、私もりついのちさんと同じ道を選択しただろうということ。
現に夢之丞1世のときにもそうだったし、これからもその考え方は変わらないと思います。

飼い主の勝手かもしれないけれど、どうしても自分自身の生き方や選択を反映させてしまいます。鶉に言葉がしゃべれたら「それじゃあ嫌だ」と言うかもしれません。でも、自分と一緒に長く過ごしてきたんだから、きっと同じような気持ちだろう … って。

痛みが和らぎ、穏やかで安らかな日々が続きますように。りつこちゃんはこれからもりついのちさんのご家族の愛情をいっぱい受けて幸せな日々を送ることでしょう。きっととても密度の濃い日々になると思います。

お嬢ちゃま方も小さいので大変と思います。あまりしゃかりきにならず、ゆったりと見守ってあげてください。陰ながら心からのエールを送っています。
Posted by エルフ at 2005年04月06日 01:32
エルフさん、ありがとうございます。
お知らせするべきかどうか悩みながら、
掲示板に書き込んでしまい、ごめんなさい。

治療に関しては、鳥さん仲間は全員同じと仰ってもらえるので、
「これでいい」と自分に言い聞かせています。
幸い薬の水も(飲み水《50cc》に漢方薬を溶かしてあげます)
嫌がらずに飲んでくれてホッとしています。
昔ビタミン入りの水は嫌がったんで。

育児中の今だからこそ、一緒にいる時間が多く、
ぴぃちゃんが早く寝てくれるようになったので、
りつ子と過ごす時間が増えました。
きっちり向き合える時間のあるときで、良かったと思います。

少しでも一緒にいられるよう、少しでも快適なように、心がけたいと思います。

本当にご心配をおかけすることをしてしまい、申し訳ありませんでした。
Posted by りついのち at 2005年04月06日 06:55
りっちゃんの治療は辛い選択でしたね
私もその状況なら同じ選択をしたと思います。
抗がん剤治療は両刃の刃だと私は思っています。
体力もいりますし、小さいウズラが耐えられるかどうか・・・。

実はう〜も肝機能低下と甲状線異常が見つかり現在
治療をしています。
いつか必ず訪れる日の為に、私もう〜との日々をぽちぽちと書き溜めています。
お互いに、これからも辛い選択をしなければいけない事があると思います。
でも、最後まで希望をもって頑張りましょうね。
りついのちさんもお体に気をつけて。
Posted by うずの母 at 2005年04月06日 12:59
エルフさんのBBSより飛んで来ました。私もきっとりついのちさんと同じ選択をするでしょう。たとえ延命しても苦しい処置はりつこちゃんだって望んでいないでしょうから。
>何もしてあげれない。これでいいんだろうか…
何も手出しは出来なくても「りつ子は唯一無二のウズラ」その思いはりつこちゃんには伝わっているでしょう。旅立ちの日まで痛みのない穏やかな日々が一日でも長く続きますようにお祈りしています。
Posted by KUPO at 2005年04月06日 15:16
うずの母さん、ありがとうございます。
う〜くんも治療をなさっているのですね。

「その日」がいつ来るかはわかりませんが、
今まで幸せだったことは確かなので。
書き残そうと思っても今までしていなかったのは、
現実になりそうで怖かったからなんです。
わずかな光に向かって、頑張りたいと思います。
うずの母さんもお身体にお気をつけて。

KUPOさん、ありがとうございます。
やはり皆さんにご心配をおかけしてしまいました。
最初で最後のウズラと思っているので、唯一無二なんです。
伝わっているといいのですが。

*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':
皆さんの言葉で、気持ちがしっかりとなりそうです。
今日は雄叫びを3回したんですよ!
もう10日以上しなかったのに。
暖かで、身体が楽だったのかな・・・

本当にありがとうございます。
Posted by りついのち at 2005年04月06日 21:36
りついのちさん、りつ子ちゃん大変なことになってしまいましたね
実はうちの姫うずらのちょろは今、小鳥の病院に入院してます
卵管に殻が詰まってしまったので旦那と相談して、殻だけを取る手術に決めました

でも、手術中に先生から電話がありました
カラの有る卵管部分が破れてそこから卵の成分がお腹に回ってしまっていました
卵管はつないでも、もうそこから卵は詰まってしまうと言われ泣く泣く、卵管を取りました
手術は成功しましたが、これから通院が始まります

りついのちさんも頑張ってくださいね
りつ子ちゃんも頑張ってね 
Posted by うめこっこ at 2005年04月07日 23:43
うめこっこさん、ありがとうございます。

うめこっこさんちのちょろちゃんも、
大変な手術をなさったのですね。
通院も、遠いので大変ですよね。
早く良くなりますように。

りつ子もお薬が効いたのか、ここ数日少し元気そうなんです。
この状態が少しでも長続きしてくれることを、願ってます。
Posted by りついのち at 2005年04月09日 14:41
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